バンコクから1時間30分でいける海沿いの日本人街
シラチャ(Si Racha)は、あまり聞いたことがない地名ですが、実は日本人が約4000人も住む日本人タウンなんです。人口が27万人未満のところに、なんでそんなに日本人が住んでいるかというと、日本企業の工場がたくさんあるから。
バンコクから車で1時間30分、バスでも2時間程度という地の利のよさが、選ばれている理由かな、と思います。
場所は、チャンブリー県の海沿いの町で、フェリーで30分乗ればかなり透明度の高いシーチャン島にも行けます。この島は元々、魚釣りをする人に人気がある場所で、週末には、ローカルの人が釣り道具を持って、フェリーに乗り込んできたりします。(ちょっと邪魔になりますが)
ちなみにフェリーは、1時間に1本出ていて、金額は往復で50バーツ(約150円)。プーケットなどのオプショナルツアーに入ると、ランチなどは付きますが、1人5000円以上がほとんど。シーチャン島に行くオプショナルツアーはなく、ローカルプライスで島に行けます。
シラチャにはホテルもありますが、サービスアパートメントと呼ばれるキッチン、メイド付きのアパートが便利。6000円ぐらいで、プール、朝食付き、無料のランドリーサービス、掃除もありの高級な場所に泊まれます。
別に洗濯ぐらい自分でする、という人は、2000円台からでもキッチン付きのものがあります。
街の中心(と言っても小さな街ですが)には、ロビンソン百貨店(Robinson)やイオン、ダイソー、J-Town(日本料理などが集合している)、TOPSマーケット(日本のスーパー)などあります。フードコートでローカルフードを格安で買ったり、スーパーで日本食を買って、キッチンで料理することも可能です。
フードコートは、100バーツ(約300円)もあれば、パッタイ、マンゴーシェイクなど買えます。
タイのリゾート地は年々値上がりしていますが、シラチャは比較的に物価も安いです。
また和食、日本スタイルのスナック、カラオケもあります。
近ごろは、美味しいイタリアンなども出来ていますが、値段は日本とあまり変わらないかな。特にワインは日本より割高というのが、残念なところ。
町自体は小さく、観光スポットはあまりないで短いホリデー向きですね。
インターネットの速度は早いところが多いので、ノマドワーカーには向いています。
私が泊まったシラチャのホテルは、中国、韓国、インドネシア、フィリピン、アメリカ、ヨーロッパから旅行して来ていました。小さな街なので、これにはちょっとビックリ!!
ということで、幾らぐらいで滞在できるか、と言えば。
旅の予算
日本—バンコク往復 38,000円(エコノミー、最安値)
バンコクーシラチャ往復 250円(176バーツ往復)
ホテル代 6000円x4泊=24,000円
合計 64,250円
ホテル代を2000円代にすると、1人50,000円以内で4泊5日の旅ができます。食事などの物価は日本より安いので、国内旅行より安いのですね。
マイレージが貯まっている人は、例えば往復45,000マイル(エコノミー)でピークシーズンでも旅行できます。以前は予約しにくかったのですが、マイル改悪になってから、ピークシーズンでも比較的に取れるようになりました。
私が使っているユナイテッド航空のマイルは、燃油チャージがかからないので、アジアだと往復7,000円ぐらいで行けます。ピークシーズンにこの金額でいけるのは、嬉しいですね。
ちなみに泊まったホテルは、Balcony Seaside Si Racha Hotel & Serviced Apartmentsというところです。オーナーはタイ人ですが日本が好きなのか、ロビーには日本語の漫画や本がたくさんありました。
プールはオン・ザ・ビーチでいいのですが、街までは歩いて行けないので、無料のシャトルバスが出ています。往復とも30分ごとの発車で、待ち時間には、簡単なスナックやコーヒーも飲み放題ですよ。
ワンポイントアドバイス
バンコクには、スワンナプーム国際空港とドンムアン空港の2つがあります。
スワンナプーム国際空港着の場合は、エカマイのバスステーションからシラチャ行きのバスが出ています。
ドンムアン空港着の場合は、モーチットのバスステーションのバスステーションからシラチャまでいけます。
日本からの発着便は、新しい方のスワンナプーム空港着が多いですね。
ドンムアン空港は、エアーアジアなどのLCCの発着が多いです。
ちなみに、空港の乗り換えがある場合は、2つの空港の間を無料のシャトルバスが走っています。40分ぐらいの所用時間です。
では、楽しんで!