フランス植民地文化とアジア文化が混在する街、ハノイ
ハノイはどこら辺にある?
ベトナムの首都はホーチミンではなく、ハノイですね。
場所はベトナムの上、北部になります。
ハノイへの行き方
東京からは全日空で直行便が出ています。また、大阪からはLCCのジェットスターで直行便が出ています。日本との時差は2時間です。
私は、バンコクから行ってみました。バンコクからは約1時間のフライト。結構たくさんのLCCが飛んでいます。今回はマイレージのエスカーショニスト・パークを使ったので、0マイルでタイ航空で移動しました。エスカーショニスト・パークについてはこちらをご覧ください。
ハノイの天気
ベトナムといったら東南アジアなので、1年を通して暖かいと思っていましたが、実はそうではありません。上の地図を見るとわかるように、ハノイからホーチミンは縦長く日本の地形のようです。
特にハノイは北に位置するので四季があり、冬はそれなりに涼しいです。特に霧が多く雲もどんよりした日が多いです。1月初めに行ったのですが、地元の人も夜は軽いダウンジャケットを着ている人が結構いるぐらいです。
冬に行くのであれば、軽いダウンやコートは必需品ですね。
まず手に入れたものは?
あれば便利というか、必需品になっているSIMカード。ベトナムはタイよりちょっと高い15,0000ドン(約750円)でした。まあ、1カ月分なので、日本と比べると大分安いですが。
SIMカードはきちんとした大きな店で買いましたが、お土産屋さんをやっているショップでも売っていました。
ハノイの観光スポット
ハノイは首都ということで、観光スポットは多いですね。気になるところを紹介していきます。
ホアンキエム湖(Hoan Kiem Lake)
一番大きな湖で、観光客はもちろんのこと、週末はローカルの子供連れの家族やカップルが楽しむ場所でもあります。この湖の周辺には、たくさんのレストランやカフェがあります。
歴史博物館
先史時代から近代までのベトナムの歴史が紹介されている美術館。
お昼の11時30分から13時30分まではクローズになります。11時ごろ到着したので、どうしようかな、と思い中に入ってみましたが、それだけあれば十分な感じでした。。
女性博物館(Women’s museum)
名前の通り、ベトナム女性の歴史、文化においての活躍を展示してある女性博物館。
あまり期待していなかったけど、展示品の充実はかなりでお勧めです。特に戦時中にたくさんの女性兵が活躍している展示は驚かされます。日本では兵隊さんといったら男子だけだった時代です。また文化面でも色々な活躍をしているベトナム女性を動画で紹介してあります。
ベトナムの女性、強しというのがよくわかる博物館です。
歴代の活躍したベトナム女性の写真や説明があります。
水上人形劇(Water puppetry)
水上人形劇は、一度は見てみたいハノイを代表するエンターテイメントです。
一編は3〜5分で、全部で17話あります。真ん中に水がはってあり、両脇に楽器を演奏したり、歌を歌ったり、人形のセリフを言う人たちが座っています。
一話ごとに証明も赤から青へ、時には炎が出たりと趣向がこなされています。言葉がわからなくても十分に楽しめますよ。
赤い炎が突然現れたりします。
ハノイ大教会(St. Joseph church)
1886年に建設されたハノイで一番古い教会。訪れたのが年始だったので、まだNoel(クリスマス)の文字が中央にありました。フランスの影響がここでも見られます。アジアはどこでもクリスマスのデコレーションを長くそのままにしているところが多いですね。
中はいつでも入れるというわけでなく、たまたま結婚式があって中を覗くことができました。
結婚式の時の様子。
ホアロー刑務所
ホアロー刑務所はフランスによって19世紀末に作られた監獄で、市内のど真ん中にあります。
館内には、独房、収監房、拷問の道具やその様子、ギロチン台などの展示もあり、かなり生々しい雰囲気が感じ取れます。アメリカ軍の捕虜を丁寧に扱ったような展示もあり、面白いなと思いました。ちなみにアメリカ軍捕虜からは皮肉にですが「ハノイ・ヒルトン」とも呼ばれていたそうです。
監獄の中の回廊。壁の上にはガラスの破片がたくさん置いてありました。
門覚大
街中を歩いていると、多くのお寺があります。有名なのもたくさんありますが、こじんまりとしたこんなお寺も魅力的です。
オペラハウス
フランス政府によって1911年に完成したオペラハウス。
まるでパリのオペラ座の外見や内装です。通常は中の見学ができませんが、バレーやクラシック、ジャズなどのコンサートが楽しめます。予約はこちらからできますよ。
そのほかにも、ハノイには大きな市場が幾つかあります。
行って見たのが、旧市街地区にあるドンスアン市場とホム市場。
食料品から洋服までありとあらゆるものが所狭しと売っています。個人の客にも売ってくれますが、ものによっては、そんなに安いと言う感じはしませんでした。ベトナムの殻付きアーモンドはとっても美味しかったですが。
あと、ベトナムのアオザイも生地を選んで、市場でオリジナルを作ってくれますよ。
ハノイのカフェや雑貨屋
ハノイにはおしゃれな雑貨屋さんやカフェがたくさんあって、街をぶらぶらしているだけでも楽しいです。和紙のような素材の紙に印刷されているポスターのデザインも素敵で2、3枚買ってきました。
路地裏に面白いカフェがたくさんありました。こちらのThe Little Plan Cafeも狭い路地裏を入ったところで、見つけました。
Congはチェーン店であちらこちらにあります。迷彩服のディスプレイがあったり、軍事用のコーヒーカップを使ったりしていて、アーミーコンセプトなおしゃれなカフェです。
Congの店内。
2階に行く階段。大胆な花のデザインが目を引きます。
ベトナムといえばフォー。1階と2階があるこのお店はシンプルだけど美味しくて、2回も行ってしまいました。ハノイ大聖堂から歩いてすぐのところです。
フォーのつけ麺? あっさりしていて何度も食べたくなる味。
まとめ
ハノイは3泊しましたが、まだまだ回りきれないところがありました。年始だったので、広場で大きなコンサートもやっていて満喫できました。ただ、夜は冷え込むので上着を忘れないように!
では、楽しんで!